自由市場経済

7月 14, 2014 |

貧困階層を、労働力や軍事力として徴発して利用するというのは『政治力学の常道』ですが、そういった意味での搾取や格差というのは人間世界から消えることはないでしょうね。 僕は自由民主主義を最高価値として称揚するので、国家権力の最小化と個人の自立を最大の価値としますが、『一人で生きていけない弱さ』へと絶えず権力は滑り込んできます。

生活の困窮と公共事業や公務、自尊心の不全と軍隊や国策、そういった『不安や不全を抱えた人間心理を補完する権力』という視座を取るならば、国民の大多数は権力側につかざるを得ないと思います。

自由市場経済で、国家や企業に依存せずに十分な所得のパイを得ることは相当に厳しいことですし、大多数の人は公的社会保障を当てにしていますから、『どこまでを国家に犠牲や負担として捧げるのか?』には留意すべきでしょうね。
教育基本法改正と日本国憲法改正の問題は、『国家への依存と国家からの自立』の問題であり、『精神の自由と精神の従属の葛藤』であると僕は考えています。

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